ロックバンドの熱狂を描いた2018年の映画『ロスバンド』に魅了された方へ、同じような興奮を味わえる10本の映画やドラマを紹介します。音楽の力、バンドの絆、ステージ上の激情をテーマにした作品を厳選しました。

The Commitments (1991)
説明: アイルランドのダブリンを舞台に、地元の若者たちがソウルバンドを結成する姿を描く。音楽への純粋な情熱とバンドメンバー間の人間関係が焦点。
事実: 原作はロディ・ドイルの小説で、実際にキャストが演奏しているシーンが多い。アイルランド映画として国際的に高い評価を得た。


Almost Famous (2000)
説明: 青春とロックンロールの情熱を描いた作品で、バンドの裏側や音楽業界の現実をリアルに表現している。主人公がバンドと共に成長する姿が共感を呼ぶ。
事実: キャメロン・クロウ監督自身の体験を基にした半自伝的作品。サウンドトラックには70年代の名曲が多数使用されている。


School of Rock (2003)
説明: ロック音楽を通じて子供たちが自己表現を見つけ、成長していく過程を描いたコメディ。音楽の力で人々がつながる様子が感動的。
事実: ジャック・ブラックが演じるデューイ・フィンは映画史に残る名教師キャラクターとして知られる。子供たちは実際に楽器を演奏している。


Ray (2004)
説明: 盲目のソウルシンガー、レイ・チャールズの波乱に満ちた人生を描いた伝記映画。音楽への情熱と困難を乗り越える姿が感動的。
事実: ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズ本人から直接指導を受け、アカデミー主演男優賞を受賞した。


Walk the Line (2005)
説明: カントリー音楽の伝説的アーティスト、ジョニー・キャッシュの人生を描いた伝記映画。音楽と愛、そして依存症との戦いがテーマ。
事実: ジョアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンが実際に歌を披露し、ゴールデングローブ賞を受賞した。


Cadillac Records (2008)
説明: 1950年代のシカゴを舞台に、ブルースとロックンロールの誕生を描いた音楽ドラマ。レコード会社とアーティストたちの関係が焦点。
事実: マディ・ウォーターズやチャック・ベリーなど実在のミュージシャンたちの物語。音楽シーンはすべて生演奏で撮影された。


A Star Is Born (2018)
説明: 音楽業界での成功と代償、そして愛を描いたロマンティック・ドラマ。アーティストの成長と苦悩がリアルに描かれる。
事実: レディー・ガガが主演し、すべての楽曲を生歌で披露。1937年から4度リメイクされている古典的な物語。


Bohemian Rhapsody (2018)
説明: 伝説的ロックバンドの栄光と苦悩を描いた伝記映画。バンドの結成から成功、そして内部の葛藤までをドラマチックに表現。
事実: クイーンのメンバー自らが製作に参加。ライブエイドの再現シーンは特に評価が高い。


Rocketman (2019)
説明: エルトン・ジョンの半生をミュージカル形式で描いた作品。音楽と人生の浮き沈みが幻想的なシーンで表現されている。
事実: エルトン・ジョン本人が製作総指揮を務め、実際の楽曲を使用したミュージカル・ファンタジーとして制作された。


Whiplash (2014)
説明: 音楽への過酷な情熱と、才能を開花させるための苦悩を描いた作品。バンドではなくジャズドラマーが主人公だが、音楽への執着がテーマ。
事実: わずか19日間で撮影された低予算映画がアカデミー賞3部門を受賞。ドラムの演奏シーンは主演のミルズ・テラーが実際に演奏している。
