2018年に公開された韓国のホラー映画『ゴンジアム:閉鎖病院』は、廃病院を舞台にした実録風の恐怖体験で観客を震撼させました。この記事では、同作の不気味な雰囲気やドキュメンタリー形式の演出が好きな方におすすめの、似たような映画やドラマを10作品紹介します。

The Blair Witch Project (1999)
説明: ドキュメンタリー形式のパイオニア的作品で、森に消えた学生たちの記録を軸に物語が進む。即興演技とリアルな演出が臨場感を生む。
事実: 製作費わずか6万ドルながら、全世界で2億5千万ドル以上の興行収入を記録した。


The Ring (2002)
説明: 呪いのビデオテープを中心にしたサスペンスホラーで、メディアを通じた超自然現象という独創的な設定が特徴。終始張り詰めた空気が持続する。
事実: 原作小説「らせん」との繋がりがあるが、映画版は独自の解釈で製作されている。


A Tale of Two Sisters (2003)
説明: 心理的ホラーの傑作で、家族のトラウマと現実と幻想の境界があいまいになる展開が特徴。美しい映像と不気味な雰囲気の対比が印象的。
事実: 韓国でリメイクされた最初のホラー映画として知られ、オリジナルは1960年代の民間伝承が基になっている。


The Grudge (2004)
説明: 日本の心霊現象を扱った作品で、場所に宿る怨念という概念が物語の核。不気味な家と不可解な死の連鎖が緊張感を持続させる。
事実: 「呪怨」シリーズは日本でテレビドラマとして始まり、後に映画化された国際的に有名なホラーフランチャイズとなった。


Shutter (2004)
説明: タイ発の心理的ホラーで、写真に写り込む不可解な現象を軸に物語が展開。罪悪感と報復というテーマが深く掘り下げられる。
事実: 登場する幽霊のデザインは、タイの伝統的な幽霊話「ピー」をモチーフにしている。


The Medium (2021)
説明: ドキュメンタリー形式のホラーで、シャーマニズムと悪霊憑依をテーマにしている。現地の文化に根ざした恐怖描写がリアリティを増幅させる。
事実: タイの田舎町で実際に行われている宗教儀式を再現するため、現地のシャーマンが製作に協力した。


The Conjuring (2013)
説明: 実話を基にしたゴーストハンター物語で、古い家に潜む悪霊との戦いを描く。クラシックなホラー要素と現代的な演出のバランスが取れている。
事実: 劇中に登場する人形アナベルは、実際の心霊現象調査で報告された事件が元になっている。


The Autopsy of Jane Doe (2016)
説明: 閉鎖空間で進行するミステリアスなホラーで、死体解剖を通じて明らかになる恐ろしい真実が主題。科学的アプローチと超自然現象の融合が独特。
事実: 主要な舞台となる検視室のセットは、実際の医療施設を参考に細部まで再現された。


The Wailing (2016)
説明: 韓国発のホラー作品で、超自然的な現象と人間の心理的な恐怖を巧みに組み合わせたストーリーが特徴。不気味な村の設定と不可解な事件の連鎖が、観客に深い不安感を与える。
事実: 撮影には実際に韓国の田舎町が選ばれ、現地の伝承が脚本に取り入れられた。


Hereditary (2018)
説明: 家族の悲劇と世代を超えた呪いをテーマにした心理的ホラー。緩やかに進行する不気味さと衝撃的な展開の対比が特徴。
事実: 劇中で重要な役割を果たすミニチュアハウスは、監督自らが製作に参加した。
